佐田岬半島の文化

佐田岬灯台は四国で一番九州に近い灯台!

佐田岬灯台

日本一細長い半島で知られる佐田岬半島…。
その四国から九州に伸びた約40kmの細長い佐田岬半島の先端にある佐田岬灯台。
1918年(大正7年)、この地に設置され点灯を始めてから2017年に100年を迎えようとしています。

ここ四国の最西端の佐田岬から九州の大分・佐賀関の関崎までは13kmという近さ。
この間の狭い豊予海峡は、外洋と瀬戸内海をつなぐ海上交通の要衝です。
この狭い海峡の流れは早く「速吸瀬戸(はやすいのせと)」とも呼ばれていました。
その為、ここを航行する船舶にとって大変な難所だったようです。

また、この灯台の周りには戦時中には対岸の大分沿岸とともに豊予要塞が整備され、砲台や監視所などが作られました。
灯台下の断崖や御籠島には終戦間際に作られた洞窟式砲台の跡が残っています。

自然環境もさることながら歴史的にも魅力的な灯台とその周辺…。
佐田岬半島を代表する名所のひとつですね!

佐田岬灯台が国登録有形文化財に!

燈台と砲台海運業が盛んになってきた頃、各地に灯台が盛んに作られました。
この佐田岬灯台も大正6年、1917年5月に当時としては珍しい鉄筋コンクリート造で建設がはじまり、翌年大正7年、1918年の4月1日に点灯されました。
四国の最西端、この佐田岬半島の先端に灯りがともった記念すべき日になったんですね!

そして、1918年の初点灯から2017年の今年、ついに100年目を迎えます。
この灯台、灯塔は八角柱で灯室は円形平面、そして四角い付属舎が付いていて、上部の灯室のまわりの欄干部分や出入口のひさしに四角形等の幾何学意匠が用いられていて、我が国の鉄筋コンクリート造の灯台の初期の形をよく残していることが評価され、現役灯台では四国初の国登録有形文化財に登録されました。

100年を経過してもまだまだ点灯し続けるであろう佐田岬灯台。
これからも豊予海峡を航行する船舶の安全と、半島のシンボルとしての役割を果たしていってくれるでしょう!

灯台周辺にも見所がいっぱい!

灯台の見所この佐田岬灯台の位置するところは四国の最西端!
九州まではなんと13km…。
その距離感を実感することができるのも楽しいところです。
また、灯台下の断崖や御籠島(みかごじま)には対戦中に建設された洞窟式砲台の跡が残っている。さらにはキャンプ場になっているところは当時の司令室跡だともいわれています。
このように外洋と瀬戸内海を結ぶ狭い豊予海峡は戦時中の重要な場所だったようで、今もなお当時の様子をうかがうことができます。

この灯台の素晴らしいところはそれだけではなく、自然にも注目したいところです。
半島の先端部に当たるので海から吹き付ける風が強い影響で周辺の木々が地面に這いつくばっているように生えています。
また、半島の位置する場所のせいか、渡り鳥が多いことでも知られています。
歴史的な施設の灯台とその周辺の史跡、そしてダイナミックな自然…。
ぜひ、体感して頂きたいですね!

椿山展望台からの眺めは最高です!

ハート型モニュメント佐田岬灯台をちょと離れたところから見ることができる展望台があります。
元々この辺りは椿が多く、灯台までの道は椿のトンネルともいわれるくらいでした。
その道沿いの小高い山の山頂に展望台を作っています。
展望台までの案内板を設置した遊歩道も整備されているので迷うこともないでしょう。

また、ウッドタイプの展望台の上にはハート型のモニュメントも設置されています。
この佐田岬灯台は日本ロマンチスト協会から「恋する灯台」に認定されていて、恋人達の聖地にもなっています。
ここのおすすめは夕暮れどき…。
夕日が沈む頃、ハート型のモニュメントの中に夕日が入った瞬間は感動ものですよ!
機会があればぜひみてみてください。
(ただし、帰りが遅くなると遊歩道が真っ暗になりますのでご注意ください…。)

佐田岬灯台が点灯100周年を迎えました。⇒佐田岬灯台100周年記念特別サイトをチェック!

灯台までの道のり