佐田岬半島の文化

佐田岬半島を深く知るためには町見郷土館は外せません!

町見郷土館

四国の一番西の端に位置する佐田岬半島。
宇和海と豊予海峡、そして瀬戸内海と三方を海に囲まれた日本一細長い半島といわれています。
そんな半島の中程にあるのが町見郷土館。
自然豊かなこの半島と、その中での人々の暮らしを知る上でとても大切な施設になっています。

この博物館は展覧会を行うためだけの施設ではなく、佐田岬半島を調査・研究することにより、この地域の特性を探り、地域の歩みを残す資料の収集・保管活動をしています。また、それらによって裏打ちされた企画展示や学習支援等の事業を行っているようです。
一般的な博物館とは少しイメージが違っているように感じます…。

半島の人々のくらしを知ることができる企画展示

人々の暮らし生活の中で日常的に使われてきたアイテムを中心に展示されている企画展示室。
今ではほとんど見ることがなくなった生活用品なども多数展示されていて、そのひとつひとつがとても懐かしく感じることができます。

昭和の代名詞ともいわれる「ちゃぶ台」や、最近、再度注目され始めたご飯を炊くための釜なども多数展示されています。
また、タンスや足踏みミシン等、幼い頃に見かけたものが多く、とても懐かしい気持ちになれる展示スペースとなっています。

これら日常的に使われてきた物、今になると少し不便さを感じますが、古き良き時代を楽しむことができますね!

当時の人々のくらしを支えその頃の産業を知ることができる道具

当時の道具この半島では農業、漁業を中心とした産業が人々のくらしを支えて来ています。その当時の様子を知るためにも貴重な道具がたくさん展示されています。

それらを営むために使われてきた道具たち…。
使われるシーンによって様々に工夫された道具は今見ても味わい深く、関心させられることが多いですね!
幼い頃に祖父母が使っているのを想い出すものや、今も実際に使っているものもあり、懐かしく楽しむことができました。
中でも、駕籠(かご)はとても珍しく、当時の庄屋で使われたいたものかも…。
以前、三崎地区の酒屋さんの門の横に吊り下げられていたのを見たことがありますが、それ以外には見かけることもなかったので、感動しました!

このように佐田岬半島の昔を知る上でも大変参考になる町見郷土館ですが、今も様々な活動を積極的に行っているようです。
中でも注目したいのが「佐田岬みつけ隊」。町見郷土館の活動においてサポーター的な役割を果たしているメンバーで、学習支援(交流)や調査研究、収集保存に企画展示等の活動を学芸員の方と一緒に進めていこうというものです。
このような活動をすることにより半島のことをより深く知ることができ、半島の自然や文化を楽しむとともに、誇れるようになることができるようになるのではないかと思います。
この「佐田岬みつけ隊」のメンバーが町内を中心に町外・県外者も在籍しているとか…。
今後の活動にも注目してみたいところですね!

町見郷土館の詳しいことはこちらで!⇒町見郷土館・伊方町ホームページ

町見郷土美術館の場所


自然スライド上映歓談会の日程

1月23日⇒「猪にまつわる干支セトラ」
2月27日⇒「寺社の人工動植物」
3月27日⇒「早春譜:スミレの魅力」
4月24日⇒「お目覚め昆虫の全て」
5月22日⇒「帰ってきた夏鳥歓迎会」
6月26日⇒「凄いぜ蜻蛉は4WD」
7月24日⇒「真夏の護美拾い」
8月28日⇒「雲掴む蜘蛛物語」
9月25日⇒「Comeback高茂草原」
10月23日⇒「イイね!菊類アラカルト」
11月27日⇒「ようこそ冬鳥勢揃い」
12月25日⇒「もっともっと暗闇を!!」

スライド上映会

日本一細長い「国際的な渡りの回廊:佐田岬半島」の生物の多様性を未来へ!

身近な地球の仲間たちの素晴らしい生態とSOSに目を向け心を開きましょう!

このスライド上映会は原則的に毎月第4水曜日・19:00~20:30に開催されます。
会場は町見郷土館(西宇和郡伊方町二見甲813-1)で、参加料は無料です。


どなたでも参加できるアットホームな上映会です!
一度、訪ねてみませんか!?

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